宗安寺 本堂 宗安寺 寺庭
<沿革>
 宗安寺は行壽山釈迦院宗安寺といい、ご本尊は釈迦如来像であります。脇仏は、不動明王・弘法大師であり、本院は寛永年間1854年、宗安真快僧都の開基でできたもので、明治維新まで中野神社の別当を兼ねていたといわれています。
 関東大震災に堂が倒れ崩壊しましたが、檀信徒の熱意で昭和初年に仮本堂を建立し、現在に至っておりました。
 弘法大師御八定1150年記念事業と併せ、真快和尚菩提のため弘法大師像、愛染明王、不動明王を佛師に依頼して彫刻造作したと言われております。
 昭和59年4月に入仏大法会を修行し、真快和尚並びに檀信徒先祖代々の菩提寺として、修理一新しました。
 戦前戦後を通じ、地域の人々の集会の場とし、また、檀信徒の方々の心のよりどころとして、今日までの村の歴史が深く刻み込まれてきました。
 永年無住のため、寺の荒廃ははなはだしく、修復を繰り返して昭和59年にようやく寺としての面目を保ってきました。
 平成16年9月、本堂再建計画が檀信徒の賛同を得られて本堂建設準備委員会が発足し、再建に向けての研究を重ね、檀信徒の希望や要望を集約しつつ、平成18年11月12日の檀信徒臨時総会において本堂建設委員会への移行が承認され、本堂再建に向けた確かな足どりがはじまりました。
 平成19年3月の檀信徒総会において本堂図面の最終提案がなされ、建設業者との工事契約も承認され、19年4月に解体工事、19年7月には地鎮祭、そして同年10月には上棟式と順調にすすめられました。
 20年4月には本堂が完成し、同年8月には落慶法要が執り行われました。
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