臨済宗建長寺派 熊野山 祥泉寺
所在地 : 相模原市緑区中野1925
由緒・見どころ
<沿革>
草創は康永元(1342)年説あり 熊野社を紀州より勧請し、熊野堂祥泉庵と称し、真言宗の寺であった。寺領は上杉長尾氏寄進である。後に華栄玄香禅師(建長寺第19世仏恵禅師の法孫、享徳三(1454)年示寂)より臨済宗の寺となる。
江戸時代になり、慶安元(1648)年徳川家光公より御朱印拾壱石斗余を頂戴する。数度の火災に遇い、現在の本堂は青山の庄屋の家を移築再営した物である。
尾崎行雄の生家の菩提寺であり先祖の位牌が安置されている。(父行正の書もある)
<寺宝>
板碑・・・貞治三(1364)年銘あり。
半鐘・・・安永二(1776)年銘あり。
花鳥の図・・・岡本秋暉
【津久井観音霊場2008より】
中央自動車道相模湖東ICより約25分
JR横浜線、京王橋本駅より車で約25分