真言宗智山派 大蔵寺

所在地 : 相模原市緑区太井565

大蔵寺 本堂

大蔵寺 本堂

大蔵寺 山門

大蔵寺 山門

由緒・見どころ

<沿革>

昔の太井村には、寿性寺と泉蔵寺の二ヶ寺があり、津久井湖建設により多くの檀家が移住したため、昭和四十年(一九六五)両寺が合併して大蔵寺と改められた。

当時は大永四年(一五二四)権大僧都圓慶法師によって開山された。現在の伽藍は天保十三年(一八四二)から弘化三年(一八四六)に掛けて再建された。本堂の天井は格天井で、天保十五年(一八四二)四月相模国半原住藤原頼光の筆による花島図が描かれ、両側の板戸四枚の裏表に隅宮五川に手で獅子、牡丹、梅などの色彩画が描かれており、内陣の天井に東都(江戸)土佐永信の筆による色彩画の龍と天女が描かれている。

当札所の観音様は、縁日十月九・十九・二十九日に護摩祈祷し、観音様に安産祈願したと村人は言います。

<寺宝>

両界曼荼羅(一対)

八祖大師図(八幅)

涅槃図(一幅)

(津久井観音霊場札所ガイドブック2014より抜粋)

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中央自動車道相模湖東ICより約25分

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