高野山 真言宗 松風山 宝泉寺

所在地 : 相模原市緑区川尻4562

宝泉寺 本堂

宝泉寺 本堂

宝泉寺 法要施設

宝泉寺 法要施設

 

由緒・見どころ

久安四年(一一四八)に入寂された宥正上人が開山された。過去帳附記によると開山当寺山号は小松山であった事、二度火災に遭い再建が果たされたのが天保元年(一八三〇)である事が記されている。開山当時堂字は現在地から田をはさんで南側の丘に有ったと伝えられる。再建以降に現在地の小字松風と山号を改めたと考えられている。現在堂字は小松城址に有り、城は由来によると、一三〇〇年代に長井大膳大夫広秀という武将が片倉城の出城として築いたと伝えられる。付近には、片倉城、津久井城、小松城の武将が落城について相談したという評議原、小松城落城の折、寺も民家も焼かれ一族が自害したという自害谷戸等、城にまつわる地名が残っている。

<寺宝>
本尊釈迦如来像、大日如来像、不動明王像、弘法大師像、十一面観音菩薩像、地蔵菩薩像、馬鳴(メミョウ)菩薩像、阿弥陀如来迎像。板碑は二基、一は正嘉二年(一二五八)、一は永和二年(一三七六)と刻するのみ。石燈籠、応永十七年(一四一〇)の刻有り。
(津久井観音霊場札所ガイドブックより抜粋)

access_car

圏央道高尾山ICより約15分

access_train

JR横浜線、京王橋本駅より車で約30分