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都市のインフラ・ストラクチャー
(Urban-Infrastructure)

Infraの語源は、もともとBelowを示すラテン語である。For additional examples see infra (supra) などと用いる場合は「「参照箇所」を示し、この場合のInfraは「下記参照」を、supraは「上記参照」の意味となる。

そこから道路、橋梁、鉄道、上下水道、電気、ガス、電話、熱供給管、或いは学校、病院など社会的経済的基盤と生産基盤を形成するものの総称として、都市機能を維持し日常生活を送る上で、必須の都市諸施設を総称して
Infrastructureとしている。

平常時は勿論、広域災害時においても安全と安心を担保できる快適なまちづくりを進めるためには、間違いないインフラ整備をコアとする都市の知性化が重要になるだろう。

現在強力に推進されている都心居住への回帰傾向は一向に収束しない。東京圏或いは中京、阪神圏など我が国の巨大都市圏には、巨大都市人口集積に耐え得る新たな大動脈となる基幹都市インフラが要求される。

同時に、都心部への人口集中によって、周辺中山間地域では、自然環境と共に居住環境も含めて荒廃の一途を辿っている。中心地地域から50〜100km圏域までを新たに都市圏域と捉え、外郭環状内外での新しいインフラ整備で、中山間地域と都心部との共生の知恵出しが必要である。

そして新しい21世紀に向けて、都心居住と田園都市居住とをバランスさせる知恵の醸成が望まれる